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大学生に再生自転車を無料レンタル【福島】

地域情報 ナビゲーター 廣瀬 仁(ひろせ ひとし) {プロフィール}

2007年07月05日

6月2日付の河北新報によると、福島県いわき市のオートバイ販売業「バイクオフコーポレーション」は、今夏からユニークなビジネスを開始する。東北大学(宮城県仙台市)の構内に放置された自転車に企業の広告をつけ、学生たちに無料でレンタルするという。手始めに7月から50台の自転車を貸し出す。

毎年春になると、卒業生らが構内に放置していった自転車が目立ち、大学側はその撤去に頭を痛めている。そこで同社が放置されたままの自転車を回収・修理し、前カゴや車体など5カ所に商品名や企業名の広告を取り付けて、新入生などに無料で貸し出すことにした。大学側と覚書を交わし、盗難照会で問題のないものに防犯登録をおこったうえでレンタル契約を結ぶ。利用する学生は卒業する時に同社へ返却し、次の学生が乗り継ぐことになる。
これまで同社は、大学と協力して放置自転車を回収・修理した「中古自転車」の販売をおこなってきた。人気となったものの、ビジネスとしての採算性が合わず、また販売したものが再び放置されてしまう問題も発生したため、今回のレンタル契約制を導入することにした。協賛する企業にとっても、学生に対象を絞った広告宣伝効果が見込めるとしている。同社では今夏の東北大学でのモデル事業をもとに、一年後に30大学で事業を展開したいとしており、将来は地方自治体との協力も視野に入れている。

自転車産業振興協会の報告によると、一世帯に自転車を2台以上保有する家庭は65%を越え、国民1.5人に1台を保有する。自転車は日常の生活に欠かせない移動手段なのである。一方で、海外から驚くほど安価な(しかし安全基準等を満たさぬ)輸入自転車が急速に増え、スーパーでも手軽に自転車を購入できるようになった。そのためか、「使い捨て感覚」で自転車を利用する人も増えている。少し古くなり故障したからと、直せば十分に使える自転車を簡単に放置や処分してしまい、新たなものを買い求めるのである。自転車先進国といわれるオランダやドイツでは、古くなった自転車でも大切に乗り継ぐ暮らしが文化として根付いている。今回、東北大学で始まる「再生自転車のレンタル制度」は、放置自転車問題の解決にとどまらず、資源循環型社会へとつながる身近な取り組みでもあり、何より若い世代が「モノを大切に使い込む文化」の良さに気づく機会となるよう、同社の活動と支援する協賛企業に注目したい。

[参考]
河北新報(2007年6月2日・朝刊)
螢丱ぅオフコーポレーション:http://www.bike-off.com/

 




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