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高校生が競う「省エネカーコンテスト」【埼玉】

地域情報 ナビゲーター 廣瀬 仁(ひろせ ひとし) {プロフィール}

2007年08月21日

埼玉県鴻巣市の関東工業自動車大学校でこのほど、「第6回エコカーコンテスト」(主催:埼玉新聞社、テレビ埼玉)が行われた。これは工業高校の機械科や自動車部の生徒たちのメカニック技術を競い合う省エネカーレースで、毎年夏休みに開催されるもの。彼らの熱い一日を取材した。

「エコカー」と呼ばれるクルマは、50ccオートバイのエンジンを搭載した手づくりのミニカーで、総重量は30kgほど。車体はアルミやアクリルで軽量化し、空気抵抗も考慮して燃費向上の工夫を凝らす。コンテストは制限時間11分以内に1周350mのコースを8周(=2800m)して使用した燃料を計測し、1リットルあたりの燃費を算出する。まさに一滴のガソリンも無駄にできない競技である。大会には県内11校から20チームがエントリーし、この日のために1年間準備した生徒たちは、その成果を思う存分に出し合った。

いよいよ競技開始。スタートの合図でエンジンをかけ、一気にアクセルを噴かす。しかし、スピードが時速20kmを超えるとスイッチを切って惰性走行に切り替える。それを繰り返しながら燃料消費を限りなく抑える「エコカーレース」に派手さはない。けれども、ドライバーたちはコースの起伏や風向きを読んで駆動のタイミングを図り、制限時間から割り出した速度を無線で受けながら走る。

この日は最高気温35度を超える炎天下。密閉された車内はさらに高温となる過酷な条件だが、ヘルメットと手袋を付けたドライバーはひたむきに走り続ける。部の伝統と歴史が刻まれたマシンで挑むチーム、機械トラブルでテスト走行ができなかったチーム、直前までスタッフがドライバーに激を飛ばすチーム・・・。一人ひとりの熱い思いが、見ている側にも伝わってくる。

各チーム2本の走行を終えた。それぞれ使用したガソリン量を計測して正確な燃費審査が行われる。その結果、636.46Km/Lの記録を出した県立川口工業高校が優勝を決め、昨年3位の雪辱を果たした。表彰式で上位3チームに副賞の50cc新品エンジンが贈られた。
「やった!これで新しいマシンがつくれる」と、わずかな部費ではエンジンを購入することも困難な彼らは、満面の笑みを浮かべた。

また、競技終了後にバイオ燃料として注目される「3%バイオエタノール混合ガソリン」を使ったエキシビション走行が披露された。この走行を指揮する教官に尋ねると「わずか3%の混合比は、各メーカーのガソリン規定の誤差の範囲かもしれない。けれども環境問題を考える次の一歩としては大切なこと。エコカーのさらなる可能性に、我々や生徒は大いに注目しています」と話してくれた。

心の底からモノづくりが好きな彼らが、“スピード”や“快適性”を求めたクルマづくりではなく、“省エネ”をひたすら追求したクルマづくりに懸ける3年間。
それは、未来のエンジニアたちにとって大切な要素を蓄える3年間に思えてならない。

 




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