HOME | 「環境info」についてサイトの目的環境調査レポートについて広告掲載について著作権についてお問い合わせサイトマップ

 

地域情報

環境info トップページ ≫ 地域情報 ≫ 森を守り、森を育む地域の動き 【栃木/長野】


森を守り、森を育む地域の動き 【栃木/長野】

地域情報 ナビゲーター 廣瀬 仁(ひろせ ひとし) {プロフィール}

2007年10月18日

■森の専門化を育成
ここ数年、森の多面的機能が注目され、この機能を生かした森林整備の重要性が見直されている。森林にはCO2吸収による「温暖化抑制」をはじめ、保水力による「土石流出防止」や、心とからだの「癒し」など、様々な機能があり、これまでの林業経営だけではなく、地球環境保全や公共機能充実と言った幅広い視点での「総合的な森づくり」が求められている。

国や地方自治体は次々と支援策を打ち出し、企業もCSR活動を通じて植林や森林保全を積極的に取り入れている。こうした流れとともに、市民ボランティアによる森を守り・森を育む活動は、さまざまな形で各地に広がっているようだ。

9月8日付の下野新聞によると、宇都宮市のNPO法人「日本樹木育成研究会」はこのほど、総合的な森づくりを指導できる人材『森林管理士』という民間資格の認定制度をスタートさせた。

『森林管理士』とは、全国各地の行政機関、森林組合、各種NPO法人や森づくり運動参加者などと連携して森林管理の現場で専門家として理論と実践の指導を行う人。同研究会の養成講座で「地球温暖化と森林の役割」「森林生態学」などの理論と、下草刈や枝打ち、間伐などの実践を学び、最後に修了試験を経て資格を得ることができる。既に森林ボランティアや公務員のOBら20名を超える申し込みがあるという。
 
次の世代に豊かな森林を残すためにも、こうした人材の活躍が不可欠であり、知識と経験を積んだ若い管理士たちの誕生が急がれている。


■思いを込めた植林
一方、9月20日の信濃毎日新聞では、長野県北相木村で里山再生に取り組むNPO法人「北相木りんねの森」が、それぞれの思いを込めて木を植え、森を育てようと、『「託林(たくりん)」と名付けたユニークな事業を始めたことを紹介している。

『託林』とは、病気で大切な人を亡くした人や、障害を抱えた人、結婚や出産を迎えた人など、それぞれの人生の節目に「願い」や「思い」を込めて植樹することに充てた造語で、村有林にミズナラの苗木を植えて、森を守り・育てる事業のひとつである。

『託林』を申し込む人は1回3万円の費用が必要で、記念のプレートがかけられる。自然に触れながら家族と向かい合うことで心のケアにもつながり、自分自身を見つめる機会になればとしている。申し込み者には木の所有権はなく、植樹後の手入れは同NPOが行うことになっているものの、『託林』として苗木を植えた人々は、その木への愛情や愛着も強く、NPOと一緒にいつまでも森を守り、育て続けていくことだろう。

ところで、最近は旅先でCO2を吸収する木を植える『カーボンオフセット・ツアー』と呼ばれる環境配慮型の旅行も登場しはじめた。
木を守り、木を育てる人の輪は、さまざまな形で広がっている。


[参考]
NPO法人 日本樹木育成研究会 http://www.jumoku.net/
下野新聞(2007年9月8日・朝刊)
信濃毎日新聞(2007年9月20日・朝刊)

 




スポンサーPR≫こちらに広告を掲載するには?

株式会社リンド

美しい、安全、簡単、安い「土壌固定材PX−300」は、舗装、斜面保護、粉塵飛散対策等の環境配慮を強くサポートします。

テクノファ

環境の視点で組織とその活動をみることのできる「環境プランナー」の資格につきましては、「テクノファ」まで。

エコシス・コンサルティング

環境配慮活動推進及びコンサルティングの視点醸成はエコシス環境プランナー資格講座で。




ページの先頭へもどる

環境経営(製造業)環境経営(流通・物流業)環境報告書/CSRリサイクル自然エネルギー
まちづくり地域情報LOHAS(ローハス)自然環境環境教育環境行政・統計NGO・NPO
HOME 「環境info」について サイトの目的 環境調査レポートについて広告掲載について著作権について お問い合わせサイトマップ