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環境経営(流通・物流業) ナビゲーター 河野 容久 (こうの たかひさ) {プロフィール}
2007年04月16日
仕事も環境配慮活動も、考え方の違いから、やりがいを感じられる場合と、やらされ仕事となってしまう場合とがでてきます。
その考え方の違いを、算式を例に考えてみましょう。
・□+□=5
・2+3=□
どちらが見慣れた算式でしょう。
日本は下段で、上段は、ヨーロッパのある国のものです。
私は、ヨーロッパが良くて日本が良くないと言いたいのではなく、このような発想の違いが、物事の取り組み姿勢にも成果にも関わってくると考えています。
言わば、
・考えさせる教育
と
・詰め込み教育
の違いがここには存在しています。
上記の算式で言えば、下段は、答えの“5”に至る道筋が1通りしかなく、その通り行うよう導かれています。一方、上段は、答えの“5“に至る道筋は何通りかあり、自分に合った道筋を選べる又は考えられるような問い方です。
このことは、仕事を行う上でも、考えることをしないでよい、更に言えば、考えることをさせない、選択の自由も考える余地も無い仕事となっていないでしょうか。多くの人にとって、このような仕事に意味を見出し続け生き生き仕事をし続けるのは、なかなか至難のことと思います。
環境では、様々な環境情報からどのような副次的影響が出るのかを考える、更には、悪影響が出ているのであれば決まっていることでも変更できる、このようなことができないとなると、良心も考えることも麻痺させざるをえません。
このような先には、決まったことを決まった通りに、意味を考えること無く行い続ける人、いわゆるベルコンワーカーという人を生み出します。
本来、仕事も環境配慮活動も、「目的」は“5”に到達することであり、その「手段」は多様であって良いはずです。
一つの型だけを皆で覚えて行うことは、初期段階では必要な場合もありますが、一つの型だけでずっと進めようとすると、その型以外の方法が出てくると、とたんに思考停止に陥るケースが多く、そうなると、仕事の創造性も停止し改善が進みませんし、環境では情報の影響分析も進みません。
経営や環境の現場では、日々様々なことが起こり、日々状況は変化します。
経営者も、管理職も、現場の方々も、是非考えて行動する、そして、「ありがとう」という言葉を顧客や周囲の方より多く頂き、自分もその「ありがとう」という言葉に「ありがとう」と言える、そのような心豊かなワークスタイルを構築して行くことができればと、常々考えています。
仕事も環境配慮活動も、こなすのでなく、顧客や周囲の方の喜ぶ顔をイメージし、考え行うものかと。
不二家の問題でも、子供の誕生日祝いに不二家のケーキを待ってくれている家族等、そのような顧客の喜んでくれている場面を想像し、どうすればもっと喜んでもらえるかを考えて行えていれば、状況も違っていたのではないでしょうか‥
顧客や周囲の方からの「ありがとう」は、本当に心洗われ、仕事や環境配慮活動にプライドをもって臨める最高の言葉かと。
仕事でも、環境配慮活動でも、多くの「ありがとう」を頂けるよう創造し、その「ありがとう」に自分も喜びを感じる、そのような循環が「やりがい」を生むと考えています。
自らも、今日も多くの人に「ありがとう」と言え、そして、多くの人から「ありがとう」と言ってもらえるよう、仕事に環境配慮活動に励みましょう。
きっと、人にも環境にも良い社会ができてきます。
※「仕事のやりがいと環境配慮」と対極の「ベルコンワーカー」
(考えず日々ベルトコンベアーのような人生を送る人)に関する参考記事。
毎日スキルアップ通信 2007. 2.16
http://blog.mag2.com/m/log/
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