HOME | 「環境info」についてサイトの目的環境調査レポートについて広告掲載について著作権についてお問い合わせサイトマップ

 

環境経営(流通・物流業)

環境info トップページ ≫ 環境経営(流通・物流業) ≫ 流通(店)において思うこと(多様性)


流通(店)において思うこと(多様性)

環境経営(流通・物流業) ナビゲーター 河野 容久 (こうの たかひさ) {プロフィール}

2008年05月27日

現在の経済は、ある意味、効率を上げることによって大きく成長を遂げてきました。
しかし、効率一辺倒では、中長期的には成長を妨げていることもあります。

店であれば、売り場に売れている商品ばかりをならべると、商品の彩りや楽しさが無いためか、だんだん売上が下がってきます。

自然界でも、生物種が減り、生物の多様性が低下してくると、生物の食物連鎖が途切れたり、生態系が崩れたりして、生物種の減少が更に加速します。

例えば、田畑では、害虫を減らそうと農薬をまき、一時は害虫がいなくなったものの、今度はその農薬に抵抗力を持つ害虫が現れる。そこで、更に強い農薬をまくと、またその強い農薬に抵抗力を持つ害虫が現れるといったいたちごっこになり、最終的には、強くなりすぎた農薬のせいで、植物の受粉に欠かせない蜜蜂がいなくなってしまった例があります。
また、都会では、都市化を進め、田畑や木々を無くしていった結果、大雨による洪水が発生しやすくなっています。木々や土壌による保水力、田畑のダムのような保水機能を失った結果です。

何事も、ほどほどというか、ちょうど良いバランスが必要ですね。

このことを店で考えると、売れている商品ばかりではなく、個性的というか、こだわりの商品が必要です。この個性やこだわりが店に彩りを添え、中長期的に店のファンをつくります。

個人的には、体のため、土壌や自然界へ影響を与えないため、農薬や化学肥料をなるべく使用していない商品を買っているのですが、そのような商品は近所の店には置いていないため、電車で一駅向こうの店に行っています。そうなると、農薬や化学肥料とは関係無いその他の商品も、当然そこで買うことになります。

今や、環境を考える時代であり、フードマイレージ、ウッドマイレージ、バーチャルウォーター等、日常生活で環境問題を考え実行を促す指標は数多くあります。是非、店の彩りとなる個性やこだわりの一部として、そのような指標によって環境を意識した商品を置いてみてはどうでしょうか。

環境の時代ですから、お客の店を見る目も変わりますよ。


※フードマイレージ 食料の生産地から食卓まで、食べものが運ばれてきた距離に着目した指標。輸入相手国からの食料輸入量に、日本までの輸送距離を掛け合わせます。
< 輸入相手国別の食料輸入量× 輸出国から日本までの輸送距離>
距離が長いほど輸送にかかる燃料が多くなり、二酸化炭素の排出量が多くなります。日本のフードマイレージは、約5000億トンキロメートル。(2000年)
韓国の約3.4倍、アメリカの約3.7倍になっています。
国産小麦の食パンは、外国産小麦でつくられた食パンよりもフードマイレージが低く、国産小麦の食パンを食べることで、冬に自宅のエアコンの暖房温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができます。
<NGOアリーナ寄付サイトより>
http://www.ngo-arena.org/action/data/yougo.html#fu

※ウッドマイレージ 1994年に英国の消費者運動家ティム・ラング氏が提唱したフードマイレージを木材に応用した指標であり、木材の量と木材の産地と消費地まで輸送距離を乗じたものである。
日本の木材に対する自給率は18.2%と低く、南米、アフリカ、欧州、オセアニアといった、8,000キロメートル以上離れた輸出国から輸入する割合が40%と非常に高い。結果として日本のウッドマイレージは384億キロメートルで、米国の4.6倍、ドイツの21倍にもなる。輸送過程の二酸化炭素排出量(ウッドマイレージCO2)を計る研究や、認証制度の試みも始められている。
<EICネットより>
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2760

※バーチャルウォーター 日本は貿易立国として、工業製品を輸出する代わりに1次産品―農産物(60%)と林産物(80%)を輸入している。野菜や樹木はその生長過程で大   
量の水を消費する。(殆どは空中に蒸発散してしまうが)日本の消費者に届いた時に、我々は成長過程で必要だった水の存在を忘れている。淡水の少ない国では、飲料水と農業用水と工業用水の間で水の争奪が行われている。輸出用の野菜や木材に費やされた水は、輸入国に商品と共に輸出されていると見なすことが出来る。これが「バーチャルウォーター」である。
(中略)
日本は中国から大量の野菜や木材を輸入している。一方中国の黄河流域は砂漠化がどんどん進行している。一時的には安い、中国製品を買っても、地球環境劣化に対する補償は何時の日か、日本人に被ってくるかも知れない。現に砂漠緑化のODAが過去5年間で数百億円、民間ベースでの緑化活動に日本から投じられている資金・人員も、かなりの量に達している。これらは中国から日本に来る「バーチャルウォーター」の補償だと言えないだろうか?
(後略)
<FoE Japan より>
http://www.foejapan.org/trade/doc/040917.html

2006年には世界の穀物「消費量」が「生産量」を上回りました。
今後、消費量が増える要因はたくさんありますが(中国・インド等の国々の食生活の変化(食肉需要の増大)、世界の人口増、バイオ燃料での使用等)、逆に生産量は干ばつ等で減る可能性があります。
地球の資源や自らの健康を考え、肉食率を抑制していきましょう。
<1kgの肉を作るために、必要な穀物(えさ)と水の量>
・牛肉1kg … 穀物11kg、 水11000kg
・豚肉1kg … 穀物7kg、 水7000kg
・鶏肉1kg … 穀物4kg、 水4000kg
<NGOアリーナ寄付サイトより>
http://www.ngo-arena.org/action/action.html#furniture

 




スポンサーPR≫こちらに広告を掲載するには?

株式会社リンド

美しい、安全、簡単、安い「土壌固定材PX−300」は、舗装、斜面保護、粉塵飛散対策等の環境配慮を強くサポートします。

テクノファ

環境の視点で組織とその活動をみることのできる「環境プランナー」の資格につきましては、「テクノファ」まで。

エコシス・コンサルティング

環境配慮活動推進及びコンサルティングの視点醸成はエコシス環境プランナー資格講座で。




ページの先頭へもどる

環境経営(製造業)環境経営(流通・物流業)環境報告書/CSRリサイクル自然エネルギー
まちづくり地域情報LOHAS(ローハス)自然環境環境教育環境行政・統計NGO・NPO
HOME 「環境info」について サイトの目的 環境調査レポートについて広告掲載について著作権について お問い合わせサイトマップ