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環境経営(製造業)

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ISO14001 組織と仕組みと目的

環境経営(製造業) ナビゲーター 恒藤 克彦(つねふじ かつひこ) {プロフィール}

2006年07月10日

ISO14001の認証を取得して3〜4年ぐらい経った企業から、「色々やってきたので、もう取り組む項目がなくなって、困っている。」との話しをよく聞きます。認証を得るにあたっては、紙、ゴミ、電気の削減から取り組みを始める企業がほとんどで、2〜3年は削減効果も大きく取り組みを実感できます。しかし、それ以降は、削減効果も頭打ちでISO14001の取り組みが重荷になって、先の発言になっていると思います。取り組む項目を探さなければならないほど、本当にやることは無いのでしょうか。

ISO14001は、環境マネジメントシステムの国際規格で、企業の環境マネジメントシステムが要求事項を満たして構築されていることを認証する第三者認証制度の基となっています。マネジメントシステムって何でしょう。これは仕事のやり方、すなわち仕組みを作ることです。環境取り組みを行う仕組みがちゃんと出来ていることを認証してもらうのです。ところが、認証を得るために環境に取り組む組織を整備すれば良いと勘違いされていることがよくあります。紙、ゴミ、電気を削減するには、当然、組織的に取り組みますが、大切なのはこの取り組みをPDCA(Plan・Do・Check・Act)で回す仕組みです。仕組みは抽象的ですので、仕組みの手順を標準等の文書にしてみんなで共有化する必要があります。組織は、この仕組みを実施するために作られるもので、効果的な活動になるように常に見直す必要があります。組織を整備したから認証されるのではなく、仕組みがちゃんと回っていることで認証されるのが本来のあり方です。

余談ですが、通常の業務でPDCAを回すことはなかなか難しいことです。それは、いろいろな外乱が入ってくるからです。なかなか計画通りには行かないのです。実行している内に計画が変更になることもしばしばあります。一方、環境取り組みはPDCAをかなり忠実に実体験することがきます。自分たちで取り組みテーマ(環境側面)を決め、実行、チェック、アクションとPDCAを躾として身につけることができます。このことは、ISO14001のもう一つの大きな効果と、私は考えています。

企業が環境に取り組むとき、中・長期目的(目標)を立てます。たとえば、「環境経営を実現させる」、「環境優良企業になる」などです。これらの目的を実現させるためのひとつとして、紙、ゴミ、電気の削減があったのです。ですから、これらの取り組みが頭打ちになったからと言って、環境経営が実現できた訳ではありません。また、環境優良企業になれた訳でもありません。もっと大きな目的が残っています。そうです、環境経営や環境優良企業を目指す目標です。これらの目標をいよいよISO14001の目的に設定すればよいのです。これらの目的を実現するためには、環境負荷を削減するだけでは到達できません。環境に対してプラスの影響の要因となる環境側面を積極的に取り上げる必要があります。環境配慮型製品の創出など、テーマには事欠きません。これから何をすれば良いか、取り組む事を探して悩むことなどあり得ないと思っています。

 




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