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LOHAS(ローハス)

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LOHAS(ローハス)デザインについて考えよう(4)【コミュニケーションデザイン】

LOHAS(ローハス) ナビゲーター 影山 恭英 (かげやま やすひで) {プロフィール}

2008年09月01日

■コミュニケーションをデザインする
自分が大切にしたいLOHAS(ローハス)のコンセプト(想い)を形や環境情報に落とす際に、 「エコデザイン」によってサプライチェーン全体の最適化を意識し、売り手(出し手)と買い手(受け手)の双方向で持続可能なコミュニケーション・サイクルを確立することが大切であることをイメージできましたでしょうか?
LOHAS(ローハス)志向のビジネスを展開するにあたり、今まで「デザイン」について考えてきましたが、「デザイン」は結局、形をいじることではなくて、ビジョンとか企業や商品の“考え方を形にする”ことが仕事なのです。空間、映像、グラフィックや音楽、Webなど、それぞれのビジュアルはとても重要です。なぜなら、それらのビジュアルを通して、人と人がコミュニケーションするから、そこの精度が高くないと伝わりません。だから、意匠面もすごく重要ですが、その奥にあるものを考えるようにしないといけません。その奥にある自分なりの想い・基準を環境情報として表現することで、LOHAS(ローハス)層に共感を呼び、あなたの製品やサービスを愛用してくれる人が増え、その良さが口コミで広がっていく仕組みを作る、それを考えるのがデザイナーの本当の仕事ではないのでしょうか。
すなわち、状況に応じて、コミュニケーションをデザインしているといってもいいかもしれません。そして、企業と社会とのコミュニケーションの取り方を提案しているのです。最終的にはそれがパッケージや広告、環境報告書という形になって現れるというわけです。

■社会とのコミュニケーションの取り方
それでは、我々がコミュニケーションをデザインする対象は誰なのでしょうか。
LOHAS(ローハス)な経済、そしてビジネスを実現するには、自分の利益だけではなく、顧客や取引相手、社員や社会の利益も考えることが必要となります。
すなわち、企業のステークホルダー(顧客、株主、取引先、従業員、地域社会など)、そして環境に対する企業の責任を明確にし、取り組みの内容を公表し信頼を得るための活動であるCSRの考え方が大切となります。企業は経済的なパフォーマンスのみを評価するのではなく、経済・環境・社会面でバランスの取れたトリプルボトムラインという視点に基づいた経営を推進する必要があるのです。
このCSRコミュニケーションの導入により、ステークホルダーとの対話関係や信頼性の構築が進み、企業のリスクマネジメントの強化、ブランド価値の向上、優秀な人材の確保、市場からの評価などを得ることが出来るのです。
このようなCSRに基づく企業と社会とのコミュニケーションの取り方の提案方法として、環境省から出されている「環境報告ガイドライン」が参考になるでしょう。

 

「環境報告ガイドライン」は2007年5月25日に最終案が出されて、従来の環境報告書ガイドラインに比べて、下記のようなポイントが改定になりました。

<改定のポイント>


・環境規制から環境経営の重視へ(自主的取り組み含む)
・事業者の環境パフォーマンス指標ガイドラインと環境報告書ガイドラインとの統合
・環境配慮と経営との関連状況を表す情報・指標(環境効率指標)の記載
・主要な指標等の一覧の導入(5分野29項目)
・ステークホルダーの視点をより重視した環境報告の推奨
・金融のグリーン化の促進(環境に配慮した投融資の促進、SRI等)
・生物多様性の保全の促進

これにより、サプライチェーン全体の最適化や環境パフォーマンスがより意識されるようになったと考えます。そして、このガイドラインに沿った環境報告を実施することで、以下の環境経営を推進する機能が満たされるようになりました。

●事業者自身の環境配慮等の取組に関する方針・目標・行動計画等の策定・見直しの機能
●経営者や従業員の意識付け、行動促進のための機能
●社会に対する説明責任に基づく情報開示機能
●ステークホルダーの判断に影響を与える有用な情報を提供する機能
●事業者の社会とのプレッジ・アンド・レビュー(誓約と評価)による環境活動等の推進のための機能
<参考:環境報告ガイドライン(2007年版)最終案>
http://www.env.go.jp/policy/report/h19-02/index.html

 

■サステナブルなコミュニケーションデザインの実践に向けて
LOHAS(ローハス)におけるコミュニケーションデザインの実践にあたっては、マーケティングコマーシャル的な側面ではなく、「持続可能性」という側面がクローズアップされる点が大切です。“LOHASな○○”というように、それこそ何でも一般商品の枕詞として使用するのではなく、コンセプトを大切にすることです。商品一つひとつでとらえるものではなく、モノ・サービスより生活や企業活動全体がLOHAS(ローハス)になることが重要なのではないでしょうか。科学的根拠も含め、骨太なLOHAS(ローハス)を伝えて行きましょう。

 




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