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源流が見えてきた

NGO・NPO ナビゲーター 竹澤 明美 (たけざわ あけみ) {プロフィール}

2008年06月04日

ある問題をつきつめて考えて調べたりしていくと、急に視界が開けて、視野が広がることがあります。「一段高いところに来た」そう実感できるときがあります。

すると、なぜ今までこんなに大切なことが見えなかったのか、大変不思議に思えてきます。
人は案外、自分の身にふりかかるような大変なことが起こったり、本当に危機的状況にならないと、そうしたことが見えてこないのか、もしくは自ら積極的には見ようとしないものなのかもしれません。

平成16年(2004年)頃から、いくつかのNGOが、発展途上国の現状について、提言活動や調査を開始しました。これらの国々は、私たちが日頃消費している、紙、木材、パーム油、漁業資源、鉱物資源等の原材料調達地です。

<提言・要望書>
平成16年「発展途上国における原材料調達のグリーン化支援」(財)地球・人間環境フォーラム
平成16年「森林生態系に配慮した紙調達に関するNGO 共同提言」(特活)FoE Japan他4団体平成18年 要望書「『パーム油は環境にやさしい』と言わないで」 8団体14個人
<調査報告書>
平成17年「発展途上地域における原材料調達グリーン化支援事業 〜サプライチェーンを遡ってみれば〜」(財)地球・人間環境フォーラム

上記の一連の提言や報告書・セミナー等により、私はようやく鮮明に、自らが消費している消費財と、その原材料調達地である発展途上国で一体どのようなことが行われているのかを知ることとなりました。

それまではまだ、正直言って、自分が日頃食べているものや使用しているものがどこで生産され、どこの自然資源を使い、そしてそこで生きている人々にどのような影響をもたらしているのかということにまでイメージを膨らませ、思いを馳せるということができていませんでした。

ところが、こうしたことに一旦気づくと、人というのは不思議です。今度はこのことが気になりだしてきます。

自宅には百円ショップで買ったものも多くありますが、それらを手に、まじまじと見つめてみました。

一体なぜ、こんなにも安く、ものを手に入れることができるのか。現地ではどのくらいのお金で、どれくらいの自然資源が売り買いされているのか、そしてそこで働く人々にはいくらくらいの賃金が支払われているのだろうか。

そうした視点で、身の回りのものをあらためて見てみると、その一つ一つが愛おしく、今までもしかするとあまり大切に扱ってこなかったことに対し、申し訳ない、という思いがふつふつと沸き起こってきました。

今までものを買う時、私もそうですが、ほとんどの人は安さか、逆に少し高くても安全なものを選んできたのではないかと思います。しかし、原材料が採れる土地の自然や、そこで働く人々に思いを馳せるという人がどれほどいたでしょうか。そしてそこに当然かかってくるコストについては考えてきたでしょうか。

電気を作り出す石油を掘削(くっさく)する際にも、また携帯電話に使用されている希少金属を掘削する際にも、食用や洗剤・石鹸に量に使用されているパーム油を栽培するプランテーションをつくる際にも、大概は大量の木が伐採され、森が破壊されてます。規模が大きいため、自然環境だけでなく、現地で生きる人々への影響は、計りしれません。

こうして考えてくると、貧困問題や環境問題の解決のために、個人レベルでできることが思ったより多いことが見えてきました。

またこのこときっかけとして、今までNGOの活動地から報告されてきた多くの事柄がつながってきました。貧困のためにやむなく森林を不法に伐採してしまう人々や住む場所を追われ都会のスラムに住みつくしかない人々、望んでいないにもかかわらず兵士として武器を持たなければならなくなった子どもたちのこと等…。

世界中が同じ土俵で価格面の競争をしなければならない今のグローバル経済システムは、自然環境の破壊だけでなく、途上国の人々そして私たち日本人にも貧困という形で影を落としてきています。

誰もが幸せになることのできないシステムは、やはり、できるところから、変えていく必要があります。

個人レベルでできることを、NGOの活動等を参考にしながら、下記のページに書かせていただきました。是非お目通しいただき、皆さんと一緒に行動を起こすことができれば幸いです。
http://www.ngo-arena.org/action/action.html
※上記ページにつきましては、今後も随時データ等を更新させていただく予定です。

 




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