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環境と“社会貢献”の同一性について

NGO・NPO ナビゲーター 竹澤 明美 (たけざわ あけみ) {プロフィール}

2009年09月03日

太田 豊彦

 兵庫県佐用町の豪雨被害は,甚大な損害と尊い人命が失われた。 二週間が経った今でも復興は続いている。奇しくも日本政府の現首相が被災地視察に訪問された同日,わたしも遅蒔きながら個人ボランティアとして尽力させていただいた。

 午前9時,佐用町ボランティアセンターが設置されている佐用高校に到着した。もうすでに多くのボランティアの方々が参集されており,受付や割り振り(マッチング),道具類の貸出しや支援品(パンや飲み物,マスク等)の配布が迅速におこなわれていた。時間の経過もあるだろうが,まさにマネジメントとして機能していた。こういう被災地での活動には,管理能力や体系的なマネジメントが機能しないと,感情論や集団心理が災いし,適切な活動が阻害される恐れがある。その意味でも,感傷的ではなく適切な労働力として支援しなければと,わたしは再認識した。

割り振られた支援場所は,同センターから程近い民家であった。
徒歩での移動中,氾濫した渦中の佐用川を渉る。この広大な川幅から流水したとは,とても俄かには信じ難かった。近隣から来たボランティアの方に尋ねると,たしかにそうだと云う。自然の底恐ろしさを感じた。町中の所々に被害の痕跡は残っていたが,むしろ想像していたよりも,復興は着実に進んでいるように思えた。つまり,それだけ住民の方々の頑張りがあったということだ。
程なく支援先に着いた。(支援先は,個人の民家であるため記述は控えます。)

本日の作業は,河川から流出し堆積した「汚泥」の除去である。
家人に聞くと,腰高まで,あるいは畳の上20センチ程度まで浸水したとのこと。見ると,家中の床板が剥がされ,至る所に粘土質の砂土が散見された。こんな経験は初めてだった,と云われた。言葉もない。早速,作業に取りかかる。ご要望は,畑や庭の汚泥除去だ。元々の土の上に,2〜3センチ堆積していた。角スコップで順次すくい取る。採ると,たしかに通常の土とは違い,「汚泥」である。庭の生垣には,腰高を上回る高さで浸水の痕跡が残っていた。

夕刻まで,家周りの汚泥除去と生垣に付着した漂流物(ゴミ)の回収に追われた。
炎天下もあったが,たった一日で疲労困憊。足腰がガクガクとなった。住民の方の復旧作業はこれまでも,これからも続く。帰り際,「ぼちぼちやって下さい。」とだけお声をかけた。関西弁の精一杯のニュアンスである。家人が失笑され,深々と頭を下げられた。一日努めて明るく元気に作業したつもりだったが,心中筆舌に尽くしがたい。ただ,職業柄思えたことは,環境もボランティアも“利他性”がなければ従事できない,ということだ。

一日も早い復興を祈念いたします。

     
(佐用川) (同川の橋上から) (佐用町の某通り)
(地元会社の支援) (土嚢はこの日で50袋) (長靴下が堆積した汚泥)

※写真はすべて許可を得て撮影しました。プライバシーには配慮しております。

(参考)
佐用町役場ホームページ http://www.town.sayo.lg.jp/index.html

 




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