環境info トップページ ≫ リサイクル ≫ 本当にリサイクルは環境にやさしい???

リサイクル ナビゲーター 有岡 義洋 (ありおか よしひろ) {プロフィール}
2007年06月04日
最近は、エネルギー使用やコストの観点から「リサイクルは環境によくない」という意見が出始めています。
一方、活発化する日本国内のリサイクル事業への投資熱をよそに中国などアジアでのリサイクル需要向けに日本の再生資源(使用済み商品)を輸出する企業・団体が増加、「日本の資源を海外流出させてよいのか」という議論も起きています。
一体、リサイクルにどう向き合い、どう取り組んでいけばよいのでしょうか???
「Reduce(ごみを減らす)」といっても、例えば納入先から簡易梱包による輸送を提案されて、輸送中の商品損傷が増し、ロス率がアップしてしまった事例もあります。
「Reuse(再利用)」といっても、食器やカップの再利用に洗剤や水、労力を投入することによる環境負荷を気にして悩んでいる事例もあります。
こう考えてみませんか?
あくまでも「全体を見渡し、 現時点で『できそうだ』と思ったものから取り組む」。
「全体を見渡す」といってもどこまでが全体が分かりませんので、「自分たちが想定しうる」ということで割り切って良いでしょう。
大切なのは、「自分たちが懸命に『環境にやさしい取組を』と考え、取組を実行した」その過程(プロセス)であり、その姿勢なのです。「取引先から言われたから」とか「ISOの審査で指摘されたから」といういわゆる『外圧』に自らが思考停止状態で「やるしかない」状況に追い込まれて実行するのではなく、「自分たちが考えて出した結論だ!」と胸を張って主張するのです。実践に至らぬ議論よりも無限倍(?)価値のある行動だと思います。
次回以降で、「自分たちで考える」ための視点とヒントを一緒に探してみましょう!
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