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神奈川県大磯にアオバトを訪ねて

自然環境 ナビゲーター 中田 陽子 (なかだ ようこ) {プロフィール}

2007年07月01日

■恋する気持ち
神奈川県大磯の海岸に海水を飲みにくるアオバトを見に行きました。そのきっかけは3つ。ひとつは、タンチョウやクマタカ、アオバトなどのダイナミックな写真で有名な写真家の方に出会ったこと。2つめは、東京、高尾の森を歩いているときに「ウォーォー、ウォーォー・・・アーオー」という不思議な、低い笛の音のような声を聞いたことです。どこかにアオバトがいる・・・とドキドキしながら聴いていましたが、ついにその姿は見られませんでした。3つめは、夏に大磯に行けば見られると教えてもらったからです。

JR大磯駅から、下り坂を行くと、私の上を1羽のハトが飛んで行きました。曇り空で黒く見えました。
「もしかしてアオバトかしら。」まもなく、ハトの群れが海から丘の森の方へ飛ぶのが見えました。はやる気持ちを抑えながら海辺へ向かう足が速くなります。「朝寝坊して遅く来たから、もういないかもしれない。」

7月1日は海開きとあって、家族連れが砂浜で遊ぶ中、大きなカメラを構えた集団が波打ちぎわを囲んでいます。「こんなにカメラに囲まれても、アオバトは一生懸命に海水を飲んでいるのだわ。私のカメラ、あんなにすごいズームレンズもないし、写真を撮るの恥ずかしい」と思いながら近づくと、そこには、ビキニのモデルさんが人魚姫よろしく微笑んで座っていらっしゃいました。

こんなに人がいてもアオバトは来るのでしょうか。岩場に移動して待ちました。足元に岩と同じ濃い砂色をした小さなカニが岩のへこみからへこみへ横歩きしています。へこみに落ち着くと、忙しく両方のハサミを口に運び、そして泡をぶくぶくと出しています。少し大きなカニは波が白いしぶきで押し寄せる場所にいても流されずに歩きます。ふくらむ水面、岩にくだける波。待つこと数分でした。

アオバトは15羽くらいで森のある丘の方からやってきました。羽ばたきと、体の形が他の鳥と違うため、遠くからでも分かります。岩礁の上を何回か旋回した後、岩にぶつかりそうに着地しました。こんなに美しいハトは見たことがありませんでした。全身、若草色のグラデーション。明るい抹茶色。オスは赤いつばさです。くちばしは薄いみず色。優しそうな丸い目。メスのつばさは、暗いみどり色、灰色にも見えて、貴婦人のようです。岩のくぼみの海水を飲んでいます。ただ、その美しい姿をゆっくりとは見せてくれず、すぐに飛び立ちます。そして、しばらくすると再び、群れが元気に飛んできます。

アオバトを追いかけるのは恋する人の気持ちのようです。近くに来てくれると嬉しくてどきどきします。そして彼らがどんな生活をして、どんな森で休むのかと考えます。広葉樹の明るい木立の中では、若草色の姿は溶け込んでしまうに違いありません。大磯のアオバトは丹沢からやってくるとも言われています。生息地方により海水を飲んだり、そうでなかったり、アオバトの暮らしは謎が多いということです。

今日あなたの出会った鳥は何という名前ですか。

・(財)日本野鳥の会  
鳥の写真や情報、環境保護、バードウォッチングなど、見ていると鳥たちに会いに行きたくなります。
http://www.wbsj.org/

 




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