HOME | 「環境info」についてサイトの目的環境調査レポートについて広告掲載について著作権についてお問い合わせサイトマップ

 

自然環境

環境info トップページ ≫ 自然環境 ≫ ジャーナリストから聞いた環境問題―――Happy Birthday Kyoto


ジャーナリストから聞いた環境問題―――Happy Birthday Kyoto

自然環境 ナビゲーター 中田 陽子 (なかだ ようこ) {プロフィール}

2008年04月08日

■熱帯林の減少
「僕の乗っていた舟は、エンジンが故障したり、転覆したり・・・。結局、4回も乗り継ぎました」。

読売新聞の佐藤淳さんは、小さな舟に数人が乗った写真を説明してくれました。地球温暖化や、森林破壊に関する取材で、時には厳寒のツンドラ地帯を、ある時は熱帯林へ行ったそうです。街から遥かに離れた大自然の中で環境破壊は続いています。案内役として、現地人で、しかも環境問題に興味のある人を探し出す苦労もあるようですが、その行動力と勇気に驚かされます。佐藤さんは、インドネシアでは、ボルネオ島奥地へと川を船で進み、違法伐採をする人々と話をしました。相手は武装しており、泥水を沸かしたお茶を勧められたとき、断る雰囲気ではなかったといいます。

また、違法ではなく合法で伐採をしている場所についても、佐藤さんは語ってくれました。合法とは、環境にやさしい経営をしていると思われます。しかし、そこは、企業が天然林をすべて伐ってしまった場所だったといいます。写真を見ると、大樹はすべて切り株となり、小さく緑の葉をつけていた木は、パーム油の原料になるアブラヤシでした。日本の紙原料は、このようにして伐採されたところからもやってくるのです。

一方、ブラジルでは、インドネシア以上に森林面積が減少しつつあります。豊かな森林が広大な畑に変わっていきます。東西にまっすぐに伸びた国道沿いに、魚の骨のように勝手に道が作られ、木が伐り出されています。今年はじめ、佐藤さんの書いた※「アマゾン大豆街道をゆく」シリーズを読んだ方も多いことでしょう。
一眼レフカメラ、ムービー用カメラ、ICレコーダー、小型のノート、地図などの7つ道具を持ち、土埃にまみれ、さまざまな危険に遭遇しながら、真実を日本に伝えています。

※現在「ブラジル報告」を月曜日の夕刊で3回連載中です。

■COP13
「アメリカの会見前には、あたりの空気がピリピリしていて、入室するプレスのカードをチェックしていました」。
日経エコロジーや、環境関連ウェブサイトで活躍している土屋晴子さんは、2007年12月3日〜15日、インドネシアのバリでCOP13(国連気候変動枠組条約第13回締約国会議)へ行きました。毎日夜中の12時〜1時ごろまでの会議、最終日は明け方4時までの会議だったということです。土屋さんは、京都議定書のための、Happy Birthday Kyotoの白い大きなバースデーケーキが運ばれ、皆で食べた写真を見せてくれました。

・鴨下環境大臣とケーキの写真が見られます
http://www.greenpeace.org/international/news/kyoto-10th-birthday-121207

会議の合間に、様々な国の人と話ができたといいます。
イヌイットの女性は、「今までスノーモービルで出かけていたのに、氷が薄く割れるため帰ってこられないので、犬ぞりを使用しています」と言いました。

ポンペイ島※の環境NGO代表は、「地球温暖化で、海面が上がり、ひとつの島が2つに割れてしまいました。本当に切実な問題です」と語ります。「たとえば、ブレッドフルーツは、食料であり、民族衣装を作るのにかかせない植物で、村の伝統にかかわるものです。別の村に移転してうまく生活できるのかわかりません。地元の人は温暖化の認識がなく、神の意思かとあるがままに受け入れているのです。京都議定書の後の枠組みは2009年までに決めると言うが、2013年は、私たちの島や村は、どうなっているのかわかりません」。

そして、米国の商工会議所の人は、「米国では、2009年までには決まらないでしょう。新しい大統領が決まってから、環境政策を作ることになります。米国の対策を立ててからでないと、世界の枠組みはできないでしょう」と話してくれたそうです。

「日本環境ジャーナリストの会」勉強会での話を少し紹介しました。環境問題は、地球規模の問題であり人権問題でもあります。

※ポンペイ島
ミクロネシア連邦ポンペイ州にあり、以前はポナペ島と言われた。かつては日本の植民地だった。ポンペイ島と周囲の小島を含む珊瑚礁に囲まれた美しい島。

 




スポンサーPR≫こちらに広告を掲載するには?

株式会社リンド

美しい、安全、簡単、安い「土壌固定材PX−300」は、舗装、斜面保護、粉塵飛散対策等の環境配慮を強くサポートします。

テクノファ

環境の視点で組織とその活動をみることのできる「環境プランナー」の資格につきましては、「テクノファ」まで。

エコシス・コンサルティング

環境配慮活動推進及びコンサルティングの視点醸成はエコシス環境プランナー資格講座で。




ページの先頭へもどる

環境経営(製造業)環境経営(流通・物流業)環境報告書/CSRリサイクル自然エネルギー
まちづくり地域情報LOHAS(ローハス)自然環境環境教育環境行政・統計NGO・NPO
HOME 「環境info」について サイトの目的 環境調査レポートについて広告掲載について著作権について お問い合わせサイトマップ